消費者金融と銀行…ローンを組む際のメリットを比較してみた
昔は、消費者金融=サラ金というような感覚で、一度借りたら完済できず、執拗に取り立てられ、挙句の果てに自己破産の道をたどるような悪いイメージがあったものだ。しかし今は、総量規制や利率を制定する法律が定められたこともあって、だんだんクリーンなイメージがついてきている。
現在に至っては、24時間借り入れ申し込みができたり、一定期間や一定の院額の範囲内であれが無金利で融資を受けることが出来たりして、その便利さゆえにむしろ若い人たちに人気を得ているようだ。生活費の不足分や遊び金を借りるといったことだけでなく、長期に渡って車などの高額のローンを組むのにも利用したりもされているという。
高額のローンと言ったら、昔だったら誰もが銀行から融資を受けていたと思うのだが、現在では銀行と消費者金融とどちらもそれぞれ支持を得ているようだ。では、ローンを組む際の銀行と消費者金融のメリットの違いはどのようなものなのだろうか。
まず借金をする上で一番気になるのは金利の利率だろう。金利はダントツで銀行の方が安い。消費者金融で融資を受けると、借りる金額によって利率は違うものの、初めて利用する人などは法律で定められた割合のギリギリに近い、高い金利がついてしまうようだ。
しかし消費者金融は銀行よりも借入しやすい。ほとんどの人が、よほどの問題を抱えていない限り融資を受けることが出来る。つまり、審査基準が低いのだ。銀行はそうはいかない。たとえ現在良い会社に勤めていて高給を得ていたとしても、勤務期間んが短いと審査に落ちてしまうこともある。以前携帯電話の支払いを数か月延滞した等の、履歴が発覚したらそれが原因で融資を受けられないことがある。
つまり、銀行でお金を借りるには厳しい審査を通らなければならない分、低い金利で安く借りることが出来るのだ。消費者金融は金利が高いものの、気軽に借りることが出来る。こういったことから、若い人たちの間では消費者金融でローンを組む方が主流のようである。