世代別ランキング!どの年代が一番借金を抱えている?
生涯を通して、一番出費や支出が多いのは何歳ごろなのだろうか。サラリーマンを例えに、調べてみた。
まずはその前に、収入は世代別で一番高いのは何歳ごろなのかということを調べてみる。これは、50歳代がどうやらピークのようだ。定年前ともなると、やはり肩書がついてそれによる役職手当もつくようになる。続いて40歳代、そして意外にも60歳代と続く。定年後の人間が増える60歳代はその後パートや年金暮らしの人も増えるのだが、それでも30歳代の人たちよりも収入が多いとの結果が出ている。
一方、支出のランキングも一位が50歳代のようだ。これは自分たちの孫の為の投資が増える為のようだ。続いて40歳代の出費の主な要因はローンだ。車に住宅の借金の返済がピークを迎える。加えて趣味への投資が高額になってくるのもあって出費が増えている。続いては30歳代。この出費の要因は飲食代、服飾代など主に自己投資の出費が多いようだ。次に20歳代と続いて最後に60歳代となる。60歳代は慎ましやかな生活を送っているようだ。
このデータを見ると、支出や出費に比例して50歳代が借金が多いのではと思われがちだが、実際は40歳代が一番、借金が多いようである。これは先述した、車や住宅のローンなど大きな買い物が多いための借金の増加のようだ。続いては30歳代の借金が多い。こちらの内訳はもっぱら自己投資代や遊び金、生活費の足しの為の借金が多いようである。自分の為の借金が、結婚後家族を得て、自分以外の為の借金を抱えるようになると、借金も増えるものの収入も増えていく。また、そういった借金は返済計画がしっかりしているので額は大きいものの生活が苦しくなりその日暮らしを強いられてしまうような借金ではない。
遊び金などの自分の為だけの借金であれば節約や抑えることも大切だと思うが、家族の為、将来の為の借金であればたくさんして、潤った生活を送った方が良い。「借金」と一言で言っても、ネガティブな意味だけを含んでいるわけではないことが解る。